よく使う用語TERMINOLOGY
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- 1冷却装置
- 寒冷材で対象物を冷却する装置の総称
- 2冷凍装置
- 冷凍機を使用した冷却装置の総称
- 3恒温
- 温度が一定であること
- 4恒湿
- 湿度が一定であること
- 5超低温
- 冷凍機業界の慣例に基づき当社では-85℃以下の事を指します
- 6極低温
- 冷凍機業界の慣例に基づき当社では-40℃~-85℃未満を指します
- 7調湿
- 湿度を増減させる操作
- 8冷凍機
- ヒートポンプを使い温度を氷点下まで下げる機械
- 9蒸発
- 液体の表面から気化が起こる現象
- 10凝縮
- 気体が冷却または圧縮されて液体に変わる現象 凝結
- 11気化
- 液体が気体に変わる現象。蒸発と沸騰がある
- 12熱交換器
- 保有する熱エネルギーの異なる2つの流体間で熱エネルギーを交換するために使用する機器
温度の高い物体から低い物体へ効率的に熱を移動させることで物体の加熱や冷却を行う目的で用いられる
- 13コイル状熱交換器
- 伝熱管をコイル状に巻いた熱交換器
伝熱管を液体に直接触れさせて冷却できるので効率が良い
- 14フィン&チューブ式熱交換器
- 伝熱面積を増すためチューブ(管)にフィンを取り付けた熱交換器
プレートフィン:プレート形状のフィンを圧入しユニット加工したもの
エロフィン:チューブの外周にフィンを螺旋状にまきつけ加工したもの
- 15プレート式熱交換器
- 伝熱部に薄板を使用した熱交換器 複雑なプレス形状をした薄板を使用することで高い伝熱性能を有する
- 16冷媒
- 熱を温度の低い所から高い所へ移動させるために使用される流体の総称
- 17混合冷媒
- 単一冷媒とは違う性質を持たせるために複数成分の冷媒をある一定の比率で混合したもの
- 18冷媒充填
- 冷媒を冷却装置に注入し満たすこと
- 19冷媒回収装置
- 却装置から冷媒を回収するための装置
圧縮方式と冷却方式がある
- 20漏れ
- 液体・気体などが漏れること
- 21リーク試験
- 液体・気体などの漏れがないかテストすること
- 22気密試験
- 空気・ガス・液化ガスなどの容器で漏洩の有無とその個所を調べること
- 23低温槽
- 断熱されたチャンバー内を低温環境にする冷凍装置の総称
- 24高温槽
- 断熱されたチャンバー内を高温環境にする加温装置の総称
- 25恒温恒湿槽
- 温度・湿度が一定に保たれた槽
- 26低湿槽
- 断熱されたチャンバー内を低湿環境にする乾燥装置の総称
- 27多湿槽
- 断熱されたチャンバー内を多湿環境にする加湿装置の総称
- 28乾燥
- 熱を加えるなどして、目的のものから水分を除去し、乾いた状態にすること
- 29環境試験槽
- 人工的に作り出したさまざまな気象環境条件(温度・湿度など)を保つための槽
- 30温度サイクル槽
- 短時間のうちに高温と低温の雰囲気を交互に再現するための槽
- 31温度衝撃槽
- 高温環境と低温環境を急激に変化させ試験物に熱的衝撃を加える装置
- 32冷水製造
- 冷凍装置で冷水を作ること
- 33チラー
- 液体の温度をコントロールし循環させるための機器
- 34製氷
- 人工的に氷を製造すること
- 35急速凍結
- 食品内の水分が凍る-1℃~-5℃の温度帯を短時間(概ね30分以内)に通過する凍結方法のこと
- 36化学品冷却
- 化学品 薬品などを低温環境で保存する装置
- 37VOC除去
- 日光と結合し、大気中にオゾンまたはスモッグを形成する揮発性有機化合物(VOC)を除去する事
- 38冷却コンベアー
- 生産工程において冷却が必要なコンベアー装置
- 39エアハンドリングユニット
- 外部熱源設備から供給される冷水・温水・蒸気等を用いて、空気の温度・湿度を調節して部屋へ供給する、比較的大きな一体型の空気調和機である
略称はエアハンもしくはAHU
- 40ファンコイルユニット
- 室内から空気を取り、エアフィルタで塵埃を取り除き、水熱源の熱交換器で温度・湿度を調整し、送風機で空調場所へ送風する、比較的小型で簡易な空気調和機である
特に暖房専用の物はファンコンベクターと呼ばれることもある
- 41ハイブリッド冷却(構想)
- 液化ガスによる冷却と機器による冷却を合わせた効率の良い冷却装置(の構想)
- 42熱伝達 KW/℃h㎡
- 固体と運動している流体の間の伝熱現象
- 43熱伝導 KW/℃hm
- 固体または静止している流体の内部において高温側から低温側へ熱が伝わる伝熱現象
- 44熱流束
- 流束のひとつで、単位時間に単位面積を横切る熱量である
- 45熱束
- 熱流束のこと
- 46気流
- 気体の流れ
- 47攪拌
- 流体または粉粒体をかき混ぜる操作に対する呼称で、工学の単位操作のひとつに分類されるプロセスである
- 48熱分布
- 物体の温度の分布を三次元で表現したもの
- 49熱抵抗
- 温度の伝えにくさを表す値で、単位時間当たりの発熱量あたりの温度上昇量を意味する
- 50断熱
- 外部との間に熱のやりとりがないこと
- 51熱遮断
- 外部との間に熱のやりとりをなくすこと
- 52導体
- 電気 熱を通す物体(物質)のこと
- 53輻射
- 赤外線や可視光線を含む電磁波によっておこる2つの物体間のエネルギー移動のことです
- 54防熱
- 外からの熱を防ぐこと
- 55絶縁物
- 電流 熱の通過を妨げる物質
- 56熱負荷
- 空調する部屋に出入りする熱量、その部屋内で発生する熱量のことを言います
- 57冷凍サイクル
- 冷凍機の中に封入された冷媒は、種々の変化を連絡しておこない、液体から蒸気に、そして蒸気から液体にと、圧力の変化と共に熱を吸収したり放出したりして最初の状態にもどる
この一連の仕事のプロセスを通して「サイクルを完成した」という
冷媒がサイクルを完成して冷凍作用を行う場合、「冷凍サイクルをした」という
熱力学的サイクルの一種であり、熱機関サイクルを逆にしたもの
- 58ヒートポンプ
- 熱媒体や半導体等を用いて低温部分から高温部分へ熱を移動させる技術である
- 59ブライン
- 無機塩類溶液をもちいた仕上流体をいう
- 60断熱膨張
- 断熱変化の一。気体が熱の出入りなしにその体積を増大する現象
外部へ仕事をすることになるので内部エネルギーが減少し、気体の温度は下がる
- 61飽和蒸気
- 液体または固体と共存して平衡にあるときのその物質の蒸気
普通は水蒸気についていうことが多い
- 62二段圧縮冷凍
- 冷却温度を-30℃以下にする冷凍装置では圧縮機に吸い込む
冷媒ガスが希薄になって冷凍能力の低下や圧縮機の過熱などの弊害を生じる
そこで蒸発器と凝縮器との間に圧縮機を2台配置し、蒸発器よりの冷媒ガスをまず低圧側圧縮機で中間圧力まで冷却した後、さらに高圧側圧縮機で所定の圧力に高め凝縮器に送り込むサイクルの冷凍方式
- 63中間冷却器
- 二段圧縮 二元冷凍などで 圧縮比が大きくなることを避けるため中間圧を作る熱交
- 64シェルアンドチューブ
- シェル容器に多管のパイプを配した熱交換器
- 65シェルアンドコイル
- シェル容器にコイル状に巻き込んだ熱交換器
- 66伝熱面積
- 熱交換装置の伝熱に寄与している表面の面積
- 67対数平均温度差
- 熱交換器など伝熱の分野で用いられる温度差である
熱交換器の両端における高温流体と低温流体の温度差を用いて定義され、通常の温度差と同様、対数平均温度差が大きいほど伝熱量も大きくなる
- 68膨張弁
- 冷凍回路内で凝縮器から出た高圧の液冷媒を蒸発しやすい状態に減圧し、低圧冷媒液にさせる部品です
膨張弁には、定圧膨張弁、温度式膨張弁などがあります
- 69レシーバタンク
- 液化した冷媒を貯めておくタンク
- 70圧力調整弁(圧力レギュレータ)
- 高圧の流体(液体や気体)を一定の圧力へ下げるバルブである
流体の供給ラインやボンベに取り付けられ、必要とする圧力に下げて保つために用いられる
- 71容量制御
- 圧縮機、ポンプ、ボイラなどの出力を調節すること
- 72圧力センサー
- 圧力を検知するセンサ
- 73圧力計
- 液体や気体の圧力をはかる計器の総称
大気圧をはかるものは気圧計、低い圧力をはかるものは真空計と呼ぶ
- 74対向流
- 冷やすものと冷やされる物の流れが対向
- 75並行流
- 冷やすものと冷やされる物の流れが並行
- 76冷媒フロー(図)
- 冷却・冷凍装置における冷媒の流れ(を表した図)
- 77熱貫流率(熱通過率)kw/℃h ㎡
- 物体を通過する熱量 1℃1時間1㎡あたりの係数
- 78計装
- (装置に)計測器を装備すること
- 79温度プログラム
- 温度を時間軸で管理すること
- 80加圧深冷装置
- 大気中のVOC除去方法で圧縮された気体を-40℃以下で冷却分離する装置